2014-09-28

SoftEther VPNによるWAN越え自宅LAN接続とリモートデスクトップ⑤ ~QNAP TURBO NASへの導入~

前回記事


前回、自宅のメインマシンにSoftEther VPN Serverをインストールして外部から接続できることを確認しました。でも自宅のメインマシンですと24時間稼働させるわけにはいかないので自宅のファイルサーバであるQNAP TURBO NAS TS-419P IIに改めてServerをインストールすることとします。



QNAP TURBO NAS TS-419P IIについて

このマシンは所謂組み込みLinuxボックスといわれる3.5インチHDDが4つ搭載可能なNASです。
1年ほど前、中古品をオークションで購入しそれ以降、ファイルサーバとして利用しています。
今までsambaファイルサーバとしてしか利用していなかったのでどんな機能を持っているのか調べることもなかったんですが、今回これをVPNサーバとして活用するにあたって初めてちゃんとマニュアルを確認しましたw
それによると、
  • CPU:Marvell 2.0GHz(ARM)
  • RAM:512MB
  • ROM:16MB
  • OSは組み込みLinuxでパッケージ管理システムとしてipkgが利用可能
普通にLinuxマシンでできることはできそうですね。

前準備とVPN Serverのインストール

まずは、ipkgを使えるようにするためにQNAPの管理WEB画面の「App Center」から「Optware IPKG」を追加(インストール)します。
以降、SSHから操作します。

・ルート直下のディレクトリ状態
QNAP TS-419P IIはこのようなディレクトリ構成です。
どうやら/share/~ にリンクされているoptがアドオンであとから追加したアプリが格納されるようでそれ以外はRAMディスクのようです。

・ipkgで必要なモジュールを導入します。

失敗してもいいように最初は/var/tmpあたりにディレクトリを作ってそこにSoftEther VPN Serverをインストールして試してみます。
・SoftEther VPN Serverダウンロード
・解凍
・ビルド
・モジュールの生成確認

・起動方法は?

startとstopですね。よしよし。

・起動

起動確認

ちゃんと起動したかを確認します。また、各種設定も実施します。
自宅メインマシンのほうはサーバ管理マネージャが入っているのでそこから接続して確認します。


 うまくいったようです。
どうやら動くことは確認できましたので、一度NASを再起動します。
これで、RAMディスクにインストールしたServerプログラムはきれいに掃除できます。
次回は、本格的にNASの物理ディスクのほうへのインストールと各種設定を実施してきます。